【ニュース】大阪はオレオレ詐欺被害率が一番低い?
どうして被害に逢いにくいのか
近年、新しい詐欺の方法としてオレオレ詐欺がとても流行っています。
マスコミでこれだけ話題になっているにも関わらず、未だにオレオレ詐欺というものがなくなりません。
そんな中で、オレオレ詐欺は大阪では起きにくいとされています。
大阪人がどうしてオレオレ詐欺に引っかからないのかという本が出ているぐらいです。
その理由は大阪のおばちゃんが原因だという説がよく知られています。
また、オレオレ詐欺をしている犯罪グループは関東にいるために、関西人を狙いにくいという理由もあるようです。
ただし、大阪のおばちゃんは儲け話に弱いという話もあります。
そのため、実際オレオレ詐欺は少ないにも関わらず、還付金詐欺は多いというデータもあります。
また、最近になって大阪でオレオレ詐欺の被害が増えているという傾向があります。
これは別に新しい手口が生まれたというわけではなく、方法は今までとあまり変わりません。
ではどうして大阪で被害が増えたのかというと、電話をかける側に関西弁を話せる人が増えたからです。
また、同時に還付金詐欺も増えています。
結局、大阪人だからオレオレ詐欺に引っかからないというのは、多少脚色されている話だと考えた方が良いでしょう。
このような詐欺は、自分が騙されるわけがないと考えている人ほど危険です。
そのため、大阪人は安全だと考えている傾向が強いために、逆に狙われやすく、危険性は高いといえます。
オレオレ詐欺にどうして引っかかるのか
これだけ話題になっているのに未だにオレオレ詐欺がなくなる気配はありません。
それでは、どうしてオレオレ詐欺は今でも行われ続けており、しかもそれが成功するのでしょうか。
まず、最近のオレオレ詐欺は手口が巧妙化しており、相手の正確な個人情報を入手しているケースが増えています。
まず、犯罪グループではそれぞれの役割が決まっており、したがって失敗するリスクが少なくなっています。
たとえば電話をかける担当者は演技力のある人が採用されているのです。
しっかりとした研修が行われており、そこで色々なテクニックを身に付けることができるため、詐欺を成功させる可能性を高めているのです。
それぞれが自分に任されている役割を果たすための技術に特化して研修を受けているために、詐欺の技術がどんどん高度化しています。
詐欺の才能がない人は関われないようなシステムが整っているのです。
個人情報は色々なところから収集しており、質の高い情報を得ることもできているようです。
たとえば、家族構成が完全に分かっているケースも多いです。
孫や子供の名前まで流出しているためにリアルな会話ができるのです。
摘発対策や安全対策も実施されているため、犯罪者が安心して詐欺に取り組める環境が用意されています。
このような理由からオレオレ詐欺は未だになくならないのです。