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串カツ

【人気グルメ】串カツ

地域ごとに使用する食材が違う

大阪の料理として特徴的なものの1つに串カツがあります。
これは串に肉や野菜を刺して、それに衣をつけて揚げる料理のことです。
串揚げと呼ばれることもあり、地域ごとに使う食材や調理の仕方は異なっています。

江戸時代の頃から存在していたとされています。
関西地方においては牛肉や野菜、魚介類などを個別に刺して揚げる料理のことを串カツといいます。
大阪市浪速区の新世界でカウンター形式のお店がオープンしたのが発祥とされています。

大阪の下町には美味しい串カツを提供するお店がたくさんあります。
関東や中京地方にある串カツと比較しても多様な具材を用いている店が特徴的です。
玉子と小麦粉をあらかじめ配合したバッター粉というものを使って衣つけをしているため、とても能率が良いです。

中には長芋を衣に用いているお店があり、食感が違います。
大阪では1929年にあるお店で肉体労働者のために提供したものがスタートだとされています。
客席には専用のソースが置かれていて、そこに串カツをつけて食べるスタイルです。

キャベツを用意しているお店も多く、これによって胃もたれを防ぐことができます。
ソースが二度漬け禁止となっているお店が多いのですが、キャベツを用いてソースをすくってかけることができます。
セルフサービスで自分で串カツを揚げていくタイプのお店もあります。

二度漬け禁止とは

大阪にある串カツ店を利用するさいには二度漬け禁止ルールがあることを理解しましょう。
これはソースが共用となっているため、一度口をつけたものに再びソースをつけることを禁止しています。
これは衛生上の問題から決められたルールであり、お店の看板に二度漬け禁止と書かれていることが多いです。

最近は観光客が増えており、このルールをきちんと理解していないケースがあります。
そこで二度漬け禁止のルールをあることを説明する係を用意しているお店もあります。
どうしても二度漬けをしたい方は上記でも紹介したようにキャベツを使うと良いでしょう。

串カツ店で用意されているソースはとても美味しいため、これを目的として訪れる方もいます。
そのため、最初にたっぷりとソースをつけることをおすすめします。
黙ってこっそりやればばれないと考えてはいけません。

どのお店も多くのお客さんが訪れており、店員も常にチェックしているため、二度漬けは基本的にできません。
マナーをきちんと守らないと色々な方に迷惑をかけるため注意してください。