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通天閣

【人気スポット】通天閣

大阪の誇り

大阪でも人気のある観光スポットの1つが通天閣です。
こちらは女性や子供でも楽しめるような要素がたくさんあるため人気があります。
大阪府大阪市の浪速区には新世界という地域があり、そこの中心に建っているのが通天閣です。

新世界は大きな繁華街であり、北寄りの場所に通天閣が経っていて、南東部にはジャンジャン横丁があります。
通天閣が開業したのは1912年のことであり、ルナパークとともに開業しました。
大阪の新名所を作るというふれこみによって新世界が誕生して、そこを代表するスポットとなったのです。

通天閣と命名したのは儒学者の藤沢南岳であり、エッフェル塔を模したものです。
この時にできた通天閣は1943年に火災によって焼け落ちてしまいました。
その後、1953年頃になると再建話が持ち上がり、最終的には通天閣が再び建てられることになりました。

その後は新世界のシンボルとして、大阪の代表的なスポットとして注目されるようになりました。
大阪観光をする方は必ず通天閣を訪れます。
2代目の通天閣ができた当初は入場者数が多かったのですが、1970年代には減少しました。

その後はゆるやかに入場者数が増えていき、テレビ番組で取り上げられることが増えたこともあって、21世紀になると入場者数は100万人を超えるようになりました。
通天閣には展望台があり、こちらにはビリケン像が置かれています。
ルナパークにビリケン像が安置されていて、その後行方が分からなかったのですが、1979年に通天閣内にビリケン像が復元されました。

通天閣には地下劇場があります。
こちらでは色々なイベントが行われており、多くの人を集めています。
館内にはミュージアムやルナパークのジオラマ、アンテナショップなどがあります
夜間になると通天閣はネオンサインによって光輝き幻想的な姿を見せてくれます。

ビリケンとは

通天閣といえばビリケンですが、このビリケン像の足をかくとご利益があるとされています。
元々、アメリカの芸術家が制作した像であり、夢の中で見た神様をモデルにしています。
幸福の神様として世界中で大流行しました。

それが日本にも伝えられて、1911年には商標登録されて、商品キャラクターとして用いられました。
ビリケン像はとても人気が出て、世界的な福神として紹介されました。
ビリケンはルナパークに安置されて名物となり、それが日本全国に広まりました。

2代目のビリケン像は1979年に復活して、さらに2012年には3代目のビリケン像が誕生しました。
これは通天閣の100周年のリニューアルのタイミングで新調されたものです。
日本各地にビリケン像が存在しています。

ビリケン像の由来については今ではあまり知られなくなっています。
中には日本の神様だと思っている方も多いでしょう。
実際はアメリカが発祥であり、それほど歴史の古いものではないのです。